佐賀海苔について
佐賀海苔を育む有明海のポイント
-
世界有数の
干満差6m -
干潮時に
光合成を促進 -
うまみ成分
アミノ酸増加 -
ミネラル豊富な栄養塩
が流れ込む -
海苔が最も柔らかく
育つ塩分濃度に
佐賀海苔が美味しい3つの秘訣
世界有数の干満差
佐賀海苔を育む有明海は、世界有数の干満の差が特徴です。
有明海の最奥部では、干満の差は6mにも達します。
満潮時には海に浸かっている海苔網が干潮時になると海面から顔を出します。
すると光合成が促進され、うま味成分のアミノ酸が増加。
より美味しい海苔になります。
有明海の最奥部では、干満の差は6mにも達します。
満潮時には海に浸かっている海苔網が干潮時になると海面から顔を出します。
すると光合成が促進され、うま味成分のアミノ酸が増加。
より美味しい海苔になります。
有明海に注ぐ河川
有明海北部には 多くの河川からのミネラル豊富な栄養塩が流れ込みます。
淡水と海水が混ざりあい海苔が最も柔らかく、美味しく育つ塩分濃度になっています。
美味しい海苔にかかせないミネラルは、上流域の山林でつくられます。
かけがえのない森を守るため、有明海の漁業者自らが保全活動に取り組んでいます。
淡水と海水が混ざりあい海苔が最も柔らかく、美味しく育つ塩分濃度になっています。
美味しい海苔にかかせないミネラルは、上流域の山林でつくられます。
かけがえのない森を守るため、有明海の漁業者自らが保全活動に取り組んでいます。
海苔生産者の協力体制
「集団管理方式」
「集団管理方式」
有明海が海苔にとって理想的な環境とはいえ、美味しい海苔は人の手なしには出来上がりません。
佐賀海苔は、生産者の「集団管理方式」でつくられます。
有明水産振興センターを中心とし、その年ごとの気象状況や海の様子を確認するのはもちろん、塩分や水温を毎日「ノリ養殖情報」として生産者に共有。
海苔生産者らが一丸となって品質管理や病害予防に取り組んでいます。
佐賀海苔は、生産者の「集団管理方式」でつくられます。
有明水産振興センターを中心とし、その年ごとの気象状況や海の様子を確認するのはもちろん、塩分や水温を毎日「ノリ養殖情報」として生産者に共有。
海苔生産者らが一丸となって品質管理や病害予防に取り組んでいます。
生産から加工、出荷まで
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1支柱式養殖有明海の地形を生かした「支柱式養殖」で育てられます。
他の産地で行われる「浮き流し養殖」と比べて、より柔らかく旨み豊か海苔が育ちます。 -
2採苗(種付)海苔の元となる「フリー糸状体」をカキの殻で成長させます。 カキ殻から海苔の種を網に移し、養殖します。 10月中旬頃から翌3月頃が海苔養殖のシーズンとなります。
-
3干出養殖中に海苔網の高さを調節する事で「干出」を与えます。 海苔網に付着したノリ以外の海藻や病気を除去しより美味しい海苔になります。
-
4摘み取り養殖を始めて30日程経ち15~20cm程に育ったら収穫。
1枚の網から300~600枚分の海苔がとれます。 -
5成型・乾燥収穫した海苔を、板海苔の形に整えます。
のり乾燥機で温風をあてて乾燥させ、乾し海苔となります。 -
6品質検査(等級格付)長方形になった海苔は、専門の検査員によって厳しくチェックされ、規格・品質によって約170の等級に格付けされます。
-
7入札検査、格付けを経て佐賀海苔の共同販売所に出荷します。
全国の大手問屋さんによって競争入札が行われます。
ここからサン海苔での工程になります
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8焼き海苔異物検査を行った後、240~280度の高温で焼き上げます。
黒色の海苔がほんのり緑色になり、香ばしい海苔の香りが漂います。 -
9味付け海苔味付けをする海苔は、この工程に進みます。
味の染み込んだスポンジのローラーで海苔の両面に味を付けます。 -
10数取り、包装、出荷枚数の数取りの工程を経て、再び乾燥工程に進みます。 用途・商品に合わせてカットし包装・箱詰めされて全国に出荷されます。
1
支柱式養殖
有明海の地形を生かした「支柱式養殖」で育てられます。
他の産地で行われる「浮き流し養殖」と比べて、より柔らかく旨み豊か海苔が育ちます。
他の産地で行われる「浮き流し養殖」と比べて、より柔らかく旨み豊か海苔が育ちます。
2
採苗(種付)
海苔の元となる「フリー糸状体」をカキの殻で成長させます。
カキ殻から海苔の種を網に移し、養殖します。
10月中旬頃から翌3月頃が海苔養殖のシーズンとなります。
3
干出
養殖中に海苔網の高さを調節する事で「干出」を与えます。
海苔網に付着したノリ以外の海藻や病気を除去しより美味しい海苔になります。
4
摘み取り
養殖を始めて30日程経ち15~20cm程に育ったら収穫。
1枚の網から300~600枚分の海苔がとれます。
1枚の網から300~600枚分の海苔がとれます。
5
成型・乾燥
収穫した海苔を、板海苔の形に整えます。
のり乾燥機で温風をあてて乾燥させ、乾し海苔となります。
のり乾燥機で温風をあてて乾燥させ、乾し海苔となります。
6
品質検査(等級格付)
長方形になった海苔は、専門の検査員によって厳しくチェックされ、規格・品質によって約170の等級に格付けされます。
7
入札
検査、格付けを経て佐賀海苔の共同販売所に出荷します。
全国の大手問屋さんによって競争入札が行われます。
全国の大手問屋さんによって競争入札が行われます。
8
焼き海苔
異物検査を行った後、240~280度の高温で焼き上げます。
黒色の海苔がほんのり緑色になり、香ばしい海苔の香りが漂います。
黒色の海苔がほんのり緑色になり、香ばしい海苔の香りが漂います。
9
味付け海苔
味付けをする海苔は、この工程に進みます。
味の染み込んだスポンジのローラーで海苔の両面に味を付けます。
味の染み込んだスポンジのローラーで海苔の両面に味を付けます。
10
数取り、包装、出荷
枚数の数取りの工程を経て、再び乾燥工程に進みます。
用途・商品に合わせてカットし包装・箱詰めされて全国に出荷されます。